【 食べない生き方 】
昨日は学校で、
弁護士でありホメオパスである
秋山佳胤さんの講義でした。
秋山さんは、いわゆる「不食」の方です。
日常には、水分もほとんど口にされません。
それでも、汗も尿も便も出ます。
会席や家族との時間の中では
飲み物や普通の食事をとられることも
ときどきあるそうですが、
久しぶりにとる固形の食事でも
お腹をこわすことはないそうです。
そんな生活を、6年ほどされています。
わたしが好きなことばに
「人生には三人の友が要る」という、
野村克也元楽天監督のことばがあります。
人生に必要な三人の友とは、
ひとりは、原理原則を教えてくれる友
もうひとりは、師となる友
最後に、直言してくれる友
わたしはこれを、こんなふう捉えています。
ただそこにある大いなるもの
同調、味方してくれるもの
反対、対立してくれるもの
なにかを考えるとき
目の前を見つめています。
目の前「以外」のものは
時には、反対のものに見えています。
ある程度、目の前を見つめたら
目を離して、遠くから眺めてみる。
すると、
これしかないと見つめていたものも
反対、対立と見えていたものも
たいして差のない、おなじものに見える。
その現実は、ただそこにある。
そうか、ふたつとも、
最初から、ただそこに在ったのかと知る。
食べないということは、
食べることだけを見つめる視点からは、
とても奇異に感じるかもしれません。
わたしも食の見直しをはじめたとき
「食べない」なんて選択肢は
頭にありませんでした。
でも、自身の血糖調節を観察しながら
食べるということを、
食べない時間を目安に捉えている自分がいました。
昨日ご紹介した森美智代さん
写真の秋山佳胤さん。
このお二人にお会いして以来、
わたしは、食に対する小さな視点、
つまり「こだわり」が、外れていきました。
食べてもいい
食べなくてもいい
ものごとは、
してもいい、しなくてもいい
だって、どちらも同じだから。
ただ、そこに在る流れの中で
どちらも同じ「生」だから。
☆会いたい人に会う人生Vol.1☆
写真/弁護士・ホメオパス 秋山佳胤さん