【できない自分を認めることは 「本当にできる自分」に出会うプロセス】
昨日の記事で触れた
「自分中心のこころ」の癖
もちろん
パニックを起こされるすべての方がそうだと
思うわけではありません。
ただ、18歳から今年でなんと18年も!
パニックを持ち続けるわたしに
ひとつだけはっきりとわかるのは
一時的なパニックと、
長い間持ち続けているパニック癖とは
違うものだろうということです。
これはパニックに限りませんが
一時的な揺れは
生きていれば、たくさんあります。
でも、それらを流しきることなく
いつまでも「持ち続けているもの」には
かならずなにかの「こころの癖」が理由にあります。
わたしには
自分だけを守ろうとするエゴに加えてもうひとつ、
先日も記した「できない自分」を
認められないという癖がありました。
それが証拠に
わたしは自分がパニック癖を持っていることを
長い間、ひとに言えませんでした。
向精神薬をやめてから
倍増して戻ってきたパニックを扱いきれず
心底もう無理だと思って初めて
わたしはやっと
所属しているモデルエージェンシーにパニックを打ち明け
本当はできないことがたくさんあることを伝えました。
先日
「理由は状況ではなくいつでもこころ」
という記事にも記しましたが
苦しい感情というのも
実は「状況」そのものではなく
状況を通じて感じる「こころ」にあります。
わたしは
「できない自分」を事務所に伝えられたことで
パニックに関して持ち続けていたおそらく半分以上の苦しみを
荷下ろしできたような感じがしました。
電車に乗れない
だから
自宅近郊以外の仕事は
ごめんなさい、できません
人前に出れない
だから
ショーやイベントの仕事は
ごめんなさい、すべてできません
そうして「できない自分」を
認め、伝え、解放したとき
わたしに残ったのが「写真」でした。
だからわたしは思っています。
できない自分を認めることは
「本当にできる自分」に出会うプロセス。
できない自分を感じたときは
「本当にできる自分」に出会えるチャンス。
わたしたちの「できない」は
「本当のできる」を
知るためにあるのかもしれません。
10月最後の一週間。
今日も素敵な一日をお過ごしください。
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