「人」を写すポートレイト写真において
「目」はとても大切なパーツです。

その目から発せられるちからは
写真全体のちからを作ります。

そんな「目力」

どうやったら写真に写るのでしょう？

わたしがやっているのは
「目から息を吐くイメージ」。

撮影の最初は
なかなか集中できないので
難しいかもしれませんが

ある程度撮影が進んで
カメラと自分との距離に
集中できるようになったら

カメラの奥に向かって
目からエネルギーの息を吐く。

ぐっと目に力を入れるのではなく
砂漠の砂を、遠くへ向かって舞わせるような
力みの無い呼吸をするイメージ。

昨日の撮影で
みんなで大爆笑したのが
わたしはカメラの前で
「今ここでシャッターを押せ！」
というエネルギーを発するのだそう。

なるほどなあと思ったのだけれど
わたしにとっていつの間にか写真とは
「撮ってもらうもの」ではなく
「シャッターを押させるもの」に
なっているのかもしれません。

被写体から発せられるエネルギーが溢れているとき
写真家はシャッターを切らずにいられないのね。

だって放たれるエネルギーは
被写体の持つ魅力そのものなのだもの。

フォトセッションで
脇で見ているだけでもたまらないので
カメラで向き合っていたら
そりゃもっとたまらないわ（笑）

だから「目力」とは
たぶん文字通りの「目の力」ではなく

被写体全体の「魅力」を
目を通して放出しているとき
現れるものじゃないかなぁと思います。

砂漠の砂を、遠くへ向かって舞わせるような
力みの無い呼吸をするイメージ…

参考になると嬉しいです。

ということで
プチモデル講座でした^^

それではみなさま
素敵な週末をお過ごしください。

わたしも週末中、
たまらないフォトセッションを楽しみます^^

お写真：魅力放出中の海老原由佳さん

由佳さんありがとうございました！

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