久しぶりの夫とのデート
アニー・リーボヴィッツ「WOMEN:New Portraits」 世界巡回展
たくさんの、いろんな女の人が写っていた
それでもアニーが切り取る女性像には
やっぱりアニー独特の一貫性があった
それは
写真に写るひとりひとりが
それぞれ「個を生きている」と感じさせること
わたしたちは誰もがみんな
「個である命」を生きている
でも、
いつの間にか「社会」といった
「集団」の中にいる意識が当たり前になりすぎて
本来すべてのものが
「個別の命を生きている」ということを
忘れてしまう
個を忘れた世界では
いつでも「比較」が物差しになる
○○よりも多い、少ない
○○よりも強い、弱い
○○よりも優れる、劣る
そうして比較することで
宇宙にひとつしかない自分という存在が持つ「力」を
どんどんと浪費してしまう
またこれは
かつて私自身が夫から教わったことだけど
個を意識しない者こそ
自分以外への「甘え」が大きい
家が○○だから、親が○○だから
パートナーが○○してくれないから
こんな顔(体)で生まれてきたから
自分は
不可抗力なものを抱えた弱い存在なんだという世界に
逃げ込んでしまう
それは弱者という顔をした責任転嫁
自分を変える努力を怠っていたいのだよね
今日、アニーの写真を見ていて
先日のフォトセミナーの時間の中で
ずっとずっと感じていた感覚、それは
自分という存在が
「この世にたったひとつの命」であることを
可能性と責任をもって自覚すること
そうしたひとりひとりが生きるそれぞれの人生を
切り取った写真だから
こんなにも美しいのだとため息が出る
わたしたちは問う
「あなたは誰ですか?
どんな風に生きてきたのですか?」と
は~写真ってやっぱりいいね
&
夫とのデートって、やっぱりいいね♡
会場で出会った可愛い男の子^^