【写真を選べないからこそ学べた大切なこと】
【写真を選べないからこそ学べた大切なこと】
モデルは、メディアに載る写真を選べません
もちろん撮影中は
どう写っているかを何度も確認し
いろんな表現を試します
が
最終的に「表に出る一枚」を選ぶことは
できません
モデルも人間であり女ですから
自分的にはこっちの方がすき
こっちの方が自分らしい
と思うことはゴマンとありました
しかし
そうした環境の中で
わたしは大切なことを学びました
それは
【人は、人のエゴを嫌う】ということ
そして
【仕事とは、自分のエゴを超えていくもの】だということ
自分の写真を自分で選ぶことは
「わたしの好きなわたし」や
「わたしの願望に沿うわたし」
を選ぶエゴが絡みます
他者を思いやらない自己中心的なもの
またその逆
劣等感(コンプレックス)ゆえに
持っているものを隠そうとしたり
持ってもいない要素を足そうとするもの
どちらにせよ
それらは
多くの人の目に触れるメディアにおいて
致命的な爆弾になります
もし自分の良さが、自分ではわからないなら
なにも問題はありません
ゆっくりと
自分の良さを知っていきましょう
もし自分のエゴが、自分ではわからないなら
モデルがそうであるように
自分以外の客観的な視点を受け入れられるかどうか
それが一つの鍵になります
他者に、社会に、世界に
受け入れられ、繋がっていける人間であるために
【自分のエゴを超えていく=自分の枠を超えていく】
それを「仕事」と呼ぶのだろうと思います
(photo by たーさん)
◆菅原宏×菅原笑美子
https://www.facebook.com/菅原宏菅原笑美子-358228271019988/