【チャリティー・フォトセッション for 熊本 ご報告】
写真を撮る撮影の現場も好きだけど
撮影が終わってその後
選び抜いた写真一枚一枚がどんな印象を持つのかを
細かく感じ、言葉にし、伝え合えることが
なんてなんて幸せなんだろう!
ちょっとした唇の開きや
顎の上がり具合や
瞳に映る光の量や加減や
白目と黒目のバランスや
目の輪郭に感じられるこまかな力加減から
そのとき「こころ」が
安心を感じていたのか
意志を宿していたのか
未来を見ていたのか
現在に根ざしていたのか
目線の先には
他者がいるのか
自分の内面があるのか
宇宙が広がっているのか
時間は止まっているのか
流れているのか
委ねていたいのか
抗っていたいのか
動でいたいのか
静でいたいのか
動かずにはいられないのか
動きたくはないのか
肉体に宿る生命は
水っぽいのか、乾いているのか
マインドは
寄りかかりたいのか
張力をもっていたいのか
そのひとつひとつすべてが
「その人が持っているもの」であり
その人が生きてきたすべての時間と経験の中の
言葉にならない「豊かさ」そのもの
もちろん
「想像でしかない」と理解した上で
あー
写真って、なんて面白いんだろう
ひとって、なんて深いんだろう!
立川奈緒子さん、ありがとう!!!