落胆、後悔、そして医師への怒り

体型と肌のコンディション、
身体管理は、モデルの仕事のうちです。

信用を失うまいと、
必死に抗生物質を飲み、ホルモン剤を飲み、
エステジプシーを繰り返していました。

1年半が経った頃、たまたま行った整体で、

「薬を飲み続けている限り、吹き出物は止まらないよ」

と言われました。

皮膚科の薬はまだしも
向精神薬だけはやめられないと言うと
うちのスタッフは、ホメオパシーでやめられたよと言う。

わたしはそこで初めて
ホメオパシーという言葉を知りました。
そして、代替医療という言葉を知りました。

家に帰ってインターネットで調べたら
代替医療は実にたくさんありました。

日本の一般の病院における「現代医学」が、
世界の数多くのアプローチの中の
たった1つでしかないことを、知りました。

そこから少しずつ、知っていきました。

薬には、害があること。
作用と副作用は同じであること。
医原病が存在すること。

山ほど塗った白斑薬の害
甘い紅茶が引き起こす血糖の問題
12年半も飲んできた向精神薬の正体
綺麗になれると信じてきた化粧品の害…

落胆、後悔の波。

そして医師への怒り。

物心がつく前からの皮膚科通い、
あんなに辛い治療に耐えたのに
白斑は広がるだけだったじゃないか!

飲み続けた向精神薬
いつかよくなる、いつかよくなるって、
12年半も薬漬けじゃないか!

吹き出物に出されたピンクのカプセル、
国では不認可、でも大丈夫、問題ないって、
先生!それならあなたも飲んでくださいよ!

それまでの経験が
走馬灯のように頭を駆け巡って

自分の身体にしてきたことが
本当に悲しくて情けなくて

わたしはなんてバカだったのだろうと、
涙が出ました。

2009年秋、
自分の判断で向精神薬をやめました。

眠れなくなりました。
多くの幻覚を見ました。
パニックアタックは倍増して再発しました。

でも薬は手に取りませんでした。
もう、うんざりでした。

2010年、事情を説明してモデルを休業、
一切の市販化粧品を止め、
徹底的な「食」の見直しを始めました。

2011年3月、震災を受けて肚を決め
翌4月、ホメオパシー統合医療専門校CHhomへ入学しました。

 

「時間だけは戻らない」

あのときわたしが知った
一番大切なことです。

でもわたしたちは生きています。
身体は毎日、生まれ変わっています。

だから大丈夫。
いつからでも、遅くない。

今日という日を、大切にして
今日ある命を、大切にして

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菅原 笑美子
写真家の夫・菅原ヒロシと、東京湾岸でふたり暮らし。モデル業に忙しかった29歳頃、吹き出物に悩まされ代替医療にであって自ら向精神薬を断薬。強まったパニック障害から、さまざまな代替医療を試し自らの病に向き合う。2015年ホメオパスになる。自然療法家として治療にあたり、ライフスタイルとしての健康情報を発信している。
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