「僕が今まで見た家の中で、一番かっこいいんだ!」
パスポートの増刷を重ねるほど、多くの国を旅して来た宏さんが
3年前スリランカに行って「僕が今まで見た家の中で、一番かっこいいんだ!」と言っていた家、
それが、この、ドミニクの自宅と別荘。
(個人宅なので、完全な公開はクローズのシェア会で行います)
リビングに壁がないって、信じられる?
あ、もちろん、窓もない。
雨も風も入ってくる
虫も蚊も入ってくる
なんで?と思ったけど、
50日間スリランカを旅して意味がわかった、
それは、、、
外(自然)と、うち(人)の隔てが、とてもとても少ないってこと。
(隔てが少ないことは、自然と人だけでなく人と人にも同じだった。この辺りは、またゆっくり話したいと思う。)
隔てがない代わりに、
この家にあるものはなんだと思う?
わたしが一番に感じたのは、
「古くから流れる時間」。
築80年を超える、本当にはいつ建てられたかわからないというこの家、
壁にはたくさんの写真や絵が飾られていて、
たくさんの古い家具が置いてあって、
ものすごーくムードがあって、温かさがあるの。
そしてこの家にもうひとつ、強烈にあるもの、それは「彩り」。
色。
温度。
ぬくもり。
アートなんて言葉では表せないくらい
強烈なこの「彩り」の力に、
わたし、本当に感化された。
飛行機が怖くて、7年、旅に出なかったその間、
わたしは断捨離や片付けといったものの流れから、
物を捨て、物事にも距離を置き、
気づいたら知らぬ間に、色も、彩りも、
減ってしまっていたんだよね。
たとえば、ユニ○ロとかさ、
無○良品とか、お値段以上ニ○リとかさ、
もちろんそれらは、素晴らしい機能を備えていると言えるよ。
ただ、「既製品感」が拭えないんだよね。
工場で作られたというかさ
1ミリ違わず揃えられてしまう、機械の感じというか。
実家の建て替えをした時にも思ったけれど、
窓枠はこの中から選んで、扉はこの中から選んで、
洗面台は、浴槽は、と、、、
家が家族の住処として
「時間」とともに「創られていくもの」ではなく
「既製パーツの寄せ集め」であり
「時間とともに資産価値を失っていくもの」みたいな感じというのかな。
どの家に行っても同じような規格で、
同じようなサイズで、同じような色味で。
なぜそれを置きたい?の理由を考えること少なく、
テレビを置き、ローテーブルを置き、ソファーを置き、
ダイニングテーブルセットを置き、
キッチンマットをトイレマットをバスマットを、
各売り場の中からそれぞれ「これがいいかな」と選んだ?、
いや、おそらく買わされて家に持って帰り、
100円均一で売ってそうな、
使えればいい的な物を日々手にしながら、
あー物が多すぎるといって暮らしていたりする。
落ち着いた色
無地
流行りという「無難」?
ううん!それよりもわたしは、
ワクワクしたり、ドキドキしたり、これが私色!って抱きしめたくなるような物との出会いと付き合いを、するするするー!
だってそれが楽しみだもん。
それが時間を経て、オリジナルになるんだもん。
思い出させてくれたドミニクの家とベアフットに
ありがとうって本当に思う。
ちなみに、ベアフットは、
ドミニクのお母さんでアーティストのバーバラが、女性の就業支援のために作ったテキスタイルのブランドで、ベアフットとは、「裸足」という意味。
ベアフット(Barefoot)ウェブサイトはこちら
そう。スリランカの人は本当に、裸足が多い。
足で地面を感じ、自分を感じ、生きていこ!
色のある暮らし、彩りのある人生
エッセンス的な香りだけでも、
嗅いでもらえるとうれしい♡
◆8月26日(土)
命の根源に戻る国、スリランカ・モルディブを50日間旅した、写真家菅原ヒロシと、モデル&ホメオパス菅原笑美子による旅のシェア会
終了しました
ライフスタイル編では、ちょっとだけベアフットの製品も販売するよ♡