「純粋」に 戻れる時間
旅に出ると、いろんなことが、どーでもよくなる。
いかに普段、無駄に、細かく、人の目を気にしてたり、カッコつけてたりするのかに気づく。
わたしたちが滞在していた宿のオーナーのGeeも言ってた。
「ここには誰も、えみを知ってる人がいないからね」
旅の恥はかき捨てって言うけど、恥とすら感じない「純粋」に、戻れる時間が、旅にはあるよね。
ちょっとでも力を入れてなきゃ保てないものは、全部手放してしまえるといいと思う。
無意識にも自分の外側を意識して、頑張ってるってことだから。
世界どこにいっても、誰の前でも、前じゃなくても、どうしてもやめられない、こう在りたいというものは、何があっても譲っちゃいけない。
それはホントの自分自身だから。
わたしにとって旅は、物事の要・不要を、クッキリハッキリさせる役割がある。
写真:クアラプルリスの祈りの時間。
ムスリムの国のモスクとコーランが好き。