エニアグラム・セッションを受けてみたよ♡
半年ほど前に、「覚醒の舞踏」という本からグルジェフという人を知り、えらく感動と感銘を受け、少し学びかじっていたエニアグラム。
エニアグラムとは、ギリシャ語で
エニア:9の
グラム:図
という意味で、人間を9つの基本的な性格に分類した、性格「タイプ」論。
9つの性格タイプごとの世界観や動機、特性、また、習慣的思考・感情・行動パターンについて、きわめて具体的に示されている。
このエニアグラムを知ることにより、性格の自動的パターンからもっと自由になり、本来の自分の豊かさに触れ、成長していくことができるツール。
(エニアグラム研究所ウェブサイトより引用)
グルジェフが提唱しているのでとても興味はあったのだけれど、わたし自身はここのところ、人間を「タイプ」に分類し、人そのもの以前にタイプから人を見立てる方法にちょっとうんざりしていたのもあり、しばらく距離をとっていた。
そんな中、9月から始める美在塾・人間美編の内容を、寝ても覚めても考え続けている昨今。
昨日の朝も、夢を見ながらうとうと目覚めたその寝起き一番に、エニアグラムが浮かんで、はっ!とした。
人間美編1回目の内容は、美しい人の”自立と共存”。
そのことに、もっとも大切で欠かせないのが、自分を知る=自分を理解すること。
そうそう自己理解!人間美編では、まずそれをやりたいんだ!と
起き上がったその手で申し込んだ、木村龍星さんのセッション。
エニアグラムとは?:エニアグラムとは?(日本エニアグラム研究所)
木村龍星さんとは?:木村龍星(Facebook)、オンラインセッション
の詳しい説明は、リンクを見てもらうとして(笑)
わたしはエニアグラムを、誕生した瞬間から始まる「分離・孤独感」に、どう対処し満たし生きていくのか?の術として、身につけた脳神経の方向(特徴)だと理解している。
人間のもっとも美しい状態は、「愛がある」という状態であることは、ほぼ万人に共通している。
だとしたら、個々の性質は、どこに起因するのか?
それが「分離・孤独感」という強いストレスに対して、身につける術に現れる。
もし、自分の好きなことがわからない、才能や幸せが何かわからない、という人がいたら、あなたにとって幸せなことはなんですか?と聞くよりも、辛かったことはなんでですか?自分がどうであったら恐怖に感じますか?と聞くほうが、いい方法なのかもしれない。
なぜなら、辛さや怖さを回避しようと行動し、発達させた脳神経は、そのままその人の才能になるから。
そうした回避行動を、「不足感からの行動」として悪く言う人っているけど、わたしはそうは思わない。
つまり、不足と充足はセットだよね。
ここで理解するといいのは、不足と感じているその状態が、真の自分自身の姿なんだということ。「足りていないと感じている状態」自体が、完璧な自分であり命なんだと。求める力そのものが、生きる原動力であり、生命活動の根源なんだと、理解していくことだと思う。
その理解が起これば、そのパターン(エニアグラムで言うタイプ)にも、受容が起こるようになる。受容が起これば、それはおのずと使命にもなる。
ちなみに使命ってよく「(天から)与えられた役割」みたいに使われるけれど、わたしは文字通り、「(みずからの)命の使い方」だと思っている。
それが、誕生した瞬間から発達せざるを得なかった太い?脳神経に沿って行われるのは、すごく自然なことだと思うんだ。
さて、木村さんのセッション
一言でいうと、素晴らしかったよー(涙)
先に書いたようにエニアグラムは、分離・孤独感を感じてきた自分と、そこから「何かと一体になること」を必死に求め続けてきた自分を、当たり前だけれど、目の当たりにする。
エニアグラムには、自己採点によるチェックシートがあるのだけれど、ほとんどの人が「本当の自分のタイプ」を自分で見つけ出せないのは、ここに理由があるんだと思う。
必死に求めて続け歩いてきたその「道」は、必死過ぎるが故に、わからない。
触るとへにゃ〜っと力が抜けてしまうポイントを、「自分で突く」ことは、難しい。
でも、人に突かれるのは、また別の意味で難しい。
突く側の人間性次第で、二度と開けたくない重い蓋になってしまう可能性だって、やっぱりあるから。
木村さんは、私の発達した脳神経の方向(エニアグラムで言うタイプ)を、数分で見極めたのはもちろん、その上で、その方向・その才能を、使って行こうよ!活かしていこうよ!もう十分にできるよ!と、力づけ、勇気づけ続けてくれる姿勢が、とても大きかった。
(70分のセッションのうち、50分はそれにあてていたのではないかな?)
これって、ほんと、重要な所。
もしかしたら私にとってだけかもしれないけれど、それでも同じような人の役に立つなら、声を大にして伝えたい!!
人は、一人では生きられない。
自分を知るためにも、他者という「鏡」が必要だし、
自分らしさを生きるためにも、他者という「別の視点」と「別の力」を得ることが必要。
でも、だからこそ自分が「誰かにとっての他者」になるとき、その力をどう使うのか?には、人間性が重要。
それが、最初に書いた、わたしが人間を分類することに少し距離をおいていた理由でもあり、グルジェフも危惧していたことであるのだけれど、
エニアグラムを、外側から人間を仕分けし、決めつけ、効率的にコントロールするための「道具」にするのではなく
目の前の人の内側の「痛み」と「努力」を理解することを促し
寄り添い、愛し、応援する「表現」としていくこと。
それが、ああ、ちゃんと、可能なんだ。。。と
その姿自体を木村さんから見せてもらった気がして、とても、とても、嬉しかった。
やっぱり、重要なのは、ツールではなく人だなぁ。
何をするか?より、なぜするか?
その動機と人間性の美しさ。。。
木村さん、ありがとうございました。
で、今、思いついた!
美在塾では、知識や情報を、実感として腹や暮らしに落としこむことができるよう、各回の講座の後に「物」や「体験」をお渡しするのだけれど
あまりに良かったこの木村さんのエニアグラムセッションを、人間美編の中に組み入れたいー!
人間として美しく在る
そのための、自己理解
その先の、他者理解
そして、愛
育てていけたら、いいなぁ。
今から(木村さんに)相談してみる!笑
楽しみにしててー♡
あ、え? わたしのタイプ?
それも人間美編の中で、顕にしよう(笑)
・・・
【美在塾】
「本気で美しく在りたい女性のための」
生き物であり、女性であり、人間である「多層な美しさ」について
ともに学び実践する場所
◆人間美編・0期 3ヶ月プログラム 日程決定♪
1回目:9/14(土)
2回目:10/14(月祝)
3回目:11/9または11/16(土)
近日中に、詳細をお知らせします。