命のこと、そして命を委ねる選択の先のこと
知り合いの女性アナウンサーが
39歳という若さで亡くなったことを知った。
私ガンでねと打ち明けられたとき
私はもうホメオパシーの学校に通っていた。
それを伝えたら
まだやれることがあるという気持ちになったようで
彼女の顔が明るくなったのが嬉しかった。
でもそのときすでに
彼女の身体は時間との闘いだった。
病院は、病を発見してくれる。
でもその先に、治療と人生を考えるとき
「病院」という選択肢と「病院以外」の選択肢が
同等に、並列に、たくさんあることを 知っていて欲しい。
様子を見る、または一切の治療をしない
という選択肢があることも
頭の片隅で知っていて欲しい。
選ぶものが「病院」である時
多くの人は、え?これしかないでしょ?当たり前でしょ?と
言いたいかもしれないけど
それもあなたの選択なんだ。
だからその治療が
自分の身体に、一体何をするのか、どんな影響を及ぼすのか
必ず頑張って調べてみて欲しい。
彼女の訃報を知って改めて思う
多くの人が
時間との闘いを強いられる問題を抱えてしまう前に
命のこと、そして命を委ねる選択の先のことを
考える機会がたくさんたくさんあるように
わたしにはやるべきことがある。
悲しい。
沈む太陽に乗って、彼女はもう天国に行ったかなあ。