【過去もルーツも いつも自在に我がこころにあり】

 

140526

実は14日に熊野入りした日から
携帯のネット環境が壊れてしまっていました。

我が車にはカーナビがなく、
携帯の地図アプリだけが頼りだったので
サポートへ電話して指示を仰ぐも、直らない。

仕方なく、情報を得ることを手放しました。

こころと勘だけが頼りの時間になりました。

京都は父方実家、
わたしのルーツがある場所。

そして、苦しい大学4年間を過ごした場所。

大学へ向かう車の中で
嗚咽に近い涙が溢れました。

いつも笑わせてくれた友達
一緒にいてくれた彼
家具を運んでくれた叔父
食事を運んでくれた兄
何度もかけつけてくれた母
精神科の先生、カウンセラーの先生
保健室の看護婦さん、学生課のお姉さん

本当に多くの人に
助けてもらったんだなぁと。
だから、生きていられたんだなぁと。

15年の時で風化はしつつ
住んでいた建物も通ったキャンパスも
そのままそこにありました。

でも、学食の椅子から
いつも眺めた景色を前にしても
驚くほどこころが動かない

食欲不振、血糖障害、向精神薬
朦朧としていた当時の自分

心を決めて直視しに行ったのに
本当に何もない…

不思議な感覚でした。

数時間そこで時を過ごして
わたしは車に戻りました。

父方ルーツの墓前には
その日の早朝、手を合わせて来てある

もう大丈夫
もう京都を出よう

人々への感謝を胸いっぱいに広げて
大きな整理がつきました。

「過去もルーツも
いつも我がこころに自在にあり」

さあ、ここから
どう生きて行きますか?

命を、どう生きて行きますか?

美在塾

美在塾とは、「本気で美しく在りたい女性のための」、人間であり、女性であり、ひとつの生き物である「多層な美しさ」について、ともに学び、実践していく場所です。

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