【あなたが集中しているものはなに?】
昨日綴ったこころの癖は
実はパニックに限ったことではなく
わたしたちはみなそれぞれに
それぞれの癖=傾向を持っているのだと思います。
わたしたちは誰でも
決まってある感情、ある状況に
強く反応し、強く意識が向くという
こころの傾向を持ちます。
その元となるのが
「こころの感受性」です。
この感受性には
またそれぞれに
強弱や傾向があるのだろうと思います。
ひとつのことに
強く鋭くフォーカスをするひと
まんべんなく俯瞰で
広く浅く捉える傾向を持つひと
前者には強い「集中力」があるし
後者には強い「俯瞰力」がありますね。
もちろんどちらか100%ではなく
わたしたちは日々、両方のバランスをとりながら
それぞれが、それぞれらしく
ものごとを捉えていると思います。
わたしはこの「こころの感受性」を
いわゆる「個性」と呼ばれるものと捉えています。
だから
わたしたちひとりひとりの個性とは
何に反応し、集中する感受性があるのか?
ということであり
また、
どのくらいの強さで集中する傾向があるのか?
どのくらい「形」にするちから(エネルギー)があるのか?
ではないかと思っています。
パニック(恐怖症、不安症)に話を戻しますと
いわゆるパニック障害を
いま、わたしはこんな風に捉えています。
1、恐怖や不安という感情に敏感に反応する感受性を持ち
2、その感情に強く集中する集中力があり
3、「形」として身体に症状を起こすエネルギーがある状態
どうですか?
嫌だなあと思いますか?
いえいえわたしは
素晴らしいと思っています。
だって
1、敏感に反応する感受性
2、集中力
3、エネルギー
があるのですから。
でも、もちろん
パニックはしんどいです。
消耗ばかりで辛いです。
じゃあどうしよう?
集中する矛先を変えていこう。
自らの感受性を受け入れ、愛した上で、
本当に集中したいものは何か?
人生で本当にやりたいことは何か?
自らに問うて問うて
そこに持ち前の
強い集中力を向けるようにしよう。
そして、もうひとつ、
とても大切なことがあります。
長くなったので
それは明日綴ります。
リセットの新月を前に、雨が続いていますね。
今日も素敵な一日をお過ごしください。