【Mami Kamiyaさん(会社員)】
…*☆*Mamiさんからいただいたご感想……………
ここ2年、仕事もプライベートも、現状のままじゃしんどいけど
次のあてがなくて手詰まりだったんです。
評価や成果ばかり気にして
ゼロとイチのあいだで息ができなくなりそうでした。
そんなとき、ふとFBで笑美子さんの文章を見つけました。
「そんなにも綺麗でなくては いけないのでしょうか」
よんだとたん胸がズキンとして
まだまだ女性らしさにコンプレックスが強いことを思い知りました。
女性性とかいう、自分の命の根っこに自信がないから
なにかできなきゃ!にしがみついているだなって。
実は、20前後から27まで、ひどい吹き出物をくりかえしていたんです。
毎日、炎症の痒さにいらいら、痛々しい見た目が恥ずかしくて。
自意識が強い時期なのもあって鏡も写真も嫌いでした。
お化粧もできないし、ファッションにも自信がないから、
ずっと「華やかな」女の子たちが怖かったです。
きゃあきゃあした笑い声がすると、走って逃げたくらい。
自分を愛せないことにうんざりして通い始めた心理学のスクールで、先輩たちに
「自分の魅力は自分ではわからないの。だれかに見てもらうものなの。」と教わりました。
そうして先輩たちや仲間たちが、よってたかって価値を伝えてくれたので
わたしは、そんなに醜くないらしいと感じられるようになりました。
安心して可愛いファッションもできるようになり
それに伴って、肌のトラブルも引いていきました。
でも、どうしても!
「醜くないらしい」と「魅力がある」をへだてる谷を飛び越えられない!
自己表現とか恋愛になると、いじけ虫がさわぐさわぐ。(^^;
だから笑美子さんの言葉が響きました。
どう生きてきたが人のこころを引きつける。
「真」とは
「写す」ものであって
「作れる」ものではないのです。
そこまでいうなら(笑)
わたしの「真」なるものをみせてもらおーうじゃないかと。
どうせ手詰まりだし失うものはなにもないと、勢いだけで東京行きを決意しました。
フォトセッション、もっと緊張するかとおもったんですが。
笑美子さんのちゃきちゃきした雰囲気と、
宏さんの誠実な空気感と、JINさんのほのぼのさにつられて、
わりと素でいられました。
しかし75分、カメラをむけられ続けるってすごいですね。(笑)
頭の中まっしろになりますね。(笑)
にこにこカメラを構えている宏さんが、ちいさく「うん」っていうのに安心して
逆にどんどんひとりになっていく感じがしました。
孤独とかじゃなく。
だれもいないからかくさなくていい、みたいな。
後悔なく撮ってもらうことができました。
先日、楽しみにしていたデータうけとってみて、
なんというか、ぱっとみ自分では特別さを感じなかったんですね。
自前の服だし、抑え目のヘアメイクだし。
日常そのものではないけれど、普段の延長線上のわたしにみえました。
だから昨日今日、笑美子さんと宏さんはなにを誉めてくださったのかなあとなんども写真を見直していました。
そしたら、お腹のうえに猫がのっているみたいな温かい気持ちになりました。
自分が生きているのを感じたというか。。。
わたしの目、青みがかっていますね。
スカイツリーから富士山までくっきりみえた東京の空の色ですね。
あーと思いました。
「わたしはわたしの美しいと感じたものを反射している」
表情って、わたしの感性の反応ってことで。
だれかからみたら、それが魅力なんですね。
「真」を写してもらってはじめてわかりました。
なんども見かえして、これから生きていく上での御守りにしていきます。
すてきな時間をありがとうございました。
……………………………*☆*…
わたしたちの目には
わたしたちの見たいものが、見たいようにだけ写っていますね
だからこそ
わたしたちは知ってもいます
自分が美しいと感じるものに
自分が感じる感覚すべてに
あ~これが自分なのだと
どこにもない、世界に唯一の存在なのだと
受け入れ、微笑み、自信を持つことが
自分を生きる最初の一歩であることを…
「75分、カメラをむけられ続けるってすごいですね。(笑)
頭の中まっしろになりますね。(笑)」
頭の中まっしろに
感覚に集中して
自分の世界に入っていけたら
かならず
カメラの先に、自分を感じる
カメラを前に、動くこころを感じる
そうして写る「あなたの真」
いま、ここに、確かに在る「あなたの魅力」
Mamiさんの、細かく揺れて昇っていく表情が
みなさんにも伝わると嬉しいです
素敵な時間を本当にありがとうございました
写真:菅原宏
ヘアメイク:JIN
◆菅原宏×菅原笑美子 ◆
みなさんのお写真を撮影エピソードとともに紹介させていただいています