さてさて昨日の続き

あの頃、
ファッションの仕事が減っていった理由を書いた後
なんだかとても悲しい気持ちになって

あ、と気づいて突っ込みました

「っていうか、わたし
そんなに言うほどダメじゃないよね？」

「ちゃんとモデルとして生きて来れたし
いっぱいいい仕事をしてきたよね？」

そしたら
「そうそう！」って

こんなことが好きだったよ！
あんなことが得意だったよ！
という自分が
いっぱいいっぱい出てきました

確かに「洋服」の仕事は
割合として多くなかった

でもたとえば「着物」

わたしは着物の仕事をたくさんやった

着物を着ると
そっくりそのまま別人になれた

着物を見て、纏って、目をつぶってイメージすれば
手も、足も、腰も
どこにどう置かれていればいいのか身体でわかった

顔を傾ける角度も、
唇の力の入れ方も、
まなざしの遠近、強弱でさえも瞬時に掴めた

おかげでたくさんの素晴らしい写真家たちと
一枚の完成形にむけて感性のぶつけあいができたし

その甲斐あって
「何時間でも見続けていられる
気持ちよくて仕方がない写真」が上がってきた

書いていて
いま、気づきました

そっか
「何時間でも見続けていられる気持ちがよくて仕方がない
写真」

それって、エゴのない写真のことだ

わたしはそこで
「エゴのない被写体でいる感覚」を掴んだんだ

写真に写る姿が
自分であって自分でないという感覚

それが
全国紙やマスメディアで仕事をするモデルでいるために
絶対に必要なスキルだっていうことを

あーわたし、着物の仕事から教えてもらったんだ。。。

この実験、
「服がどれだけ自分を制限していて、どれだけ守ってくれ
ているもなのかを知りたくて」
始めたのですが

想像していたよりも
ずっと面白いところに着地しそうです（笑）

「エゴの抜き方」

ここ、服を越えた壮大なテーマ！

丸裸で午前中を過ごす

侮ることなかれ

人生やっぱり
なんでもやってみるに限ります＾＾

今日は９時に来客なので
そろそろ服を着ます（笑）

今日も素敵な１日を！

写真：エスカレーターで筋トレ中
（自分勝手丸出しでごめんなさい、笑）

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