明日の某大手企業CMのオーディションに向けて
明日の某大手企業CMのオーディションに向けて
写真から自分のイメージを掘り起こしている今夜
大手企業の仕事、大きな媒体の仕事
そういうものが価値が高いわけではないと前置きをした上で
それでも現実として
「人の目に触れることが多い」テレビCMや交通広告は
被写体の持つ影響力も大きくなるのは確かなこと
私が思うに
そういう大きな仕事にこそ大切なのは
「完璧に決まっていること」ではなく
「脱力できるこころを持っていること」
フォトセミナーでいつも話していることでもあるけれど
ひとは、他人の「エゴ」を嫌うものだ
そもそもエゴを嫌う人こそ
エゴまみれであることは置いておいて(笑)
こう見せたい!こう在りたい!と力むエゴは、
どうしたって脱力と余裕をはばみ、孤立する
ひとは、ひとと共に生きていきたいものだと思う
共に生きたいと思えば思うほど
まずは自分を生きることが必須だと知る
ま、多くはそこでつまづくから
エゴや依存の問題が出てくるのだけど
試行錯誤して自分を生きられるようになった人は
自分の価値は自分でちゃんと知っているので
誰かに「評価」を求める必要がない
だからいい意味で
間抜けでかっこ悪いひとでいられる
その抜け感がひとを緩ませ、あたため
結果的に
伝えたいメッセージを伝えることができる
わたしはそういうことを写真から教わってきたんだなあと
BOOKを作りながら感謝の想い