超低血糖を経験した日

 

恥ずかしながら載せるこのモノクロ写真は、
わたしが高校2年生のときのものです。

実はこのあと数年は
写真が極端に少ないのです。

それは、高3の夏に経験した、ある身体の不調が関わります。

 

高3の夏、わたしは
予備校で夏期講習を受ける受験生でした。

講習がある日もない日も
朝一番に友達と一時間かけて予備校の自習室に行き
暗くなるまで過ごすという毎日を送っていました。

 

そんな毎日に無理があり、8月も半ばになる頃には
母が持たせてくれるお弁当のおかずが
まったく喉を通らなくっていました。

疲労による食欲不振。

一日におにぎり1、2個
当時万能だと思っていたカロリーメイトひと箱
そしてフルーツジュースだけという食生活でした。

 

ある日、所用のため予備校に行かず家にいて
お昼前にほんの少しお茶漬けを流し込んで出かけました。

帰宅して、玄関から居間に向かう途中で
妙な感覚に襲われました。

全身から力が抜け、立っていられなくなったのです。

わたしはその場に倒れ込みました。

 

母の声がまともに聞こえない
目の前の世界が離れていく

手足や顔を触れても触れられない
体重がまったく感じられない

意識を失うのかと思うと意識の波が押し寄せて
また意識が遠のく、また戻る

「どうしよう、どうしよう、死んでしまう」

大きな恐怖の中にいました。
駆け込んだ近所の町医者で
極度の低血糖状態であるとわかりました。

そのとき血糖値は28。

ざっくりとですが
血液中のブドウ糖値である血糖値は
通常80~120前後
60を切ると低血糖
40を切ると意識障害が起こり
20を切ると昏睡が起こると言われています。

 

生まれて初めての点滴を受けながら
伝えられた医師からの指示は

「ご飯をきちんと食べること。
 もしまた同じ状態になったら
 砂糖入りのジュースや紅茶を飲むように。」

というものでした。

少しずつ身体に体温と触覚が戻ってくると
強い恐怖から脱力して
ぽろぽろとたくさんの涙が流れました。

管を通して入ってくるブドウ糖が
浮いて重みを感じられない身体を
ここに戻していく。

「だからお砂糖が必要なのね…」

 

その日以来わたしは
ほとんど一日中、
砂糖入りの紅茶を飲み続けるようになりました。

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